それでは、次に、四季の都市を起点としたにぎわい創出についてお聞きしたいと思います。

中野四季の都市のエリアマネジメントについて、平成25年度予算書に11万円というふうに掲載されております。昨年度の予算書にも推進として、事務費なんですが、やっぱり同額の11万円というふうに計上されております。もちろんエリアマネジメント自体が、行政が主導するというか、行政がやる話ではなくて、一定のエリアを対象にした地域の良好環境、地域の価値向上というんですかね、そういうもののために事業主や住民、いわゆるそのエリアにいる人たちの主体的な取り組みであるということはもちろんそうなんですけども、特に中野のこの地については、区というものがその開発に直接関与してきているわけで、一行政、自治体という枠を超えた役割というとあれですけど、注目度があると思っておりまして、今後の区役所・サンプラザ地区の再整備の主役でもある。いわゆるプレーヤーじゃないかなと思っているんですが、こうしたことを考えると、ことしかなり本格的にオープンし、大学も来るという中で、去年と同じ事務費11万円というのはちょっと寂しい感じがするんですけども、次の展開はもちろん段取りもされているんでしょうけども、その辺は何かございますでしょうか。

○横山都市政策推進室副参事(産業・都市振興担当)

四季の都市地区のエリアマネジメントにつきましては、現在設立準備ということで関係地権者と話し合いを進めているところでございます。このエリアの魅力をどのように発信していくか等々についての、今合意形成を図っている段階でございまして、その上で各構成メンバーがその共通の目標状態、これを達成していくために活動していく。そういったことを実現していこうというもので進めているところでございます。そのための事務経費という形で予算計上しているところでございます。

○高橋(か)委員

よろしくお願いいたします。また、エリアマネジメントについては、後で防災のところでもちょっと触れたいと思います。

次に、にぎわいにつながるイベントについて。

四季の森公園などを中心に、にぎわいフェスタ、チャンプルーフェスタとか、東北復興大祭典、集客を一つの物差しにしたイベントが多く開催されてきております。そこで、先ほど冒頭にお聞きしました都市観光事業である中野まちめぐり博、吉原議員の質問でも内容についてあらあら答えられていらっしゃいましたけども、450万円ぐらいの予算が入っておりますけれども、既存のにぎわい関連のイベントと区の役割を含めてどう違うのか教えていただきたいんですが。

○滝瀬都市政策推進室副参事(にぎわい・商業振興担当)

お答えいたします。このまち歩きイベントでございますけれども、都市観光ビジョンにお示ししてございます個性的なイベント創出に向けた取り組みの一環というところでございます。区が民間主体の実施を誘導いたしまして、区内各所でまち歩きイベントなど統一のテーマで一体のものとして行うものを想定してございます。にぎわい関連のイベントとの関連性でございますが、にぎわいフェスタでございますけど、これにつきましては中野駅周辺のにぎわいの創出といったような目的を持ってございますので、このまち歩きのイベントの目的と趣旨とは異なるものでございます。

○高橋(か)委員

今後のこういう大きなイベントは、やはり実行委員会形式で、そこに区がノウハウを出したり、協賛金というのか協定金というか、そういうものを出していくというのがこれからの、いわゆるにぎわい系のイベントの流れというか、そういう形になっていくんでしょうか。

○滝瀬都市政策推進室副参事(にぎわい・商業振興担当)

このまち歩きイベントにつきましての区の関与といたしましては、協定に基づく負担金といったものを想定してございます。関連のにぎわいフェスタで申し上げますと、これも25年度予算につきましては実行委員会への負担金というものを想定してございます。ただ、全てが実行委員会形式でそういった区の関与を同一で行うかということにつきましては、イベントの趣旨や目的の中でその体制に係る会のあり方といったところに係るものと考えてございます。

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