○都市政策推進室長(遠藤由紀夫)私からは、中野駅周辺地区整備にかかわります御質問にお答えいたします。
まず初めに、中野駅北口交番の実現についてでございます。警察大学校等跡地のまちづくりに伴います来外者の増加に対応した駅北側での安全・安心に向けた取り組みの必要性につきましては、所轄警察署も共通認識に立っているところでございます。中野駅北口の大幅な利用者増を契機といたしまして、北口交番の増設につきまして関係当局に強く働きかけていきたいと考えてございます。
続きまして、中野三丁目駅直近整備、それと中野二丁目再開発第3期整備等の計画等に関する御質問がございました。中野駅周辺まちづくりグランドデザインVer.2で示しました将来像をより豊かなものとし、今後の主要プロジェクトの指針とすべく、現在グランドデザインVer.3の策定検討を行ってございます。中野駅地区第2期以降の整備でございます西側・南北通路、橋上駅舎、南口駅前広場などにつきましては、密接に関連いたします中野三丁目駅直近や中野二丁目再開発事業とともに今後の主要プロジェクトと考えてございます。グランドデザインVer.3の中でより明確で積極的な指針を示し、だれもが安心・安全に行き交うことのできるまちづくりを推進してまいる考えでございます。
続きまして、囲町地区に関する御質問がございました。囲町地区は、警察大学校等跡地地区の南側に隣接し、中野駅新北口駅前広場につながる重要な位置にあることから新しい整備が求められてございます。中野駅地区の交通動線整備に当たりまして補助221号線との接続が重要であり、区としてもこのことに留意してまちづくりに取り組んでいきたいと考えてございます。囲町地区のまちづくりに当たりましては、警察大学校等跡地の地区施設道路との連携した再開発も重要なことと認識してございます。囲町の再開発準備組合もできたところですので、区といたしましても適切に関与し、応援していきたいと考えてございます。
最後に、中野駅周辺のタウンマネジメントに関する御質問でございます。中野駅周辺全体の価値の向上といった公益実現を目指して、基本的な町のあり方などについて合意形成を図りつつ取り組んでいくものとして、駅周辺一帯を対象としたタウンマネジメントが機能していることが必要であると考えております。また、各地区の地権者などが管理責任者としてなすべき空間管理やメンテナンスなどをより効果的、効率的に進めていくことを目的として、近隣の関係主体と連携して取り組み、それがその地区の魅力向上に波及していくようなものとして地区ごとのエリアマネジメントが働くことが望ましいのではないかと考えております。
こうした観点を持って、現在、その活動内容や組織のあり方などに係る基本的な考え方について検討しているところでございます。
○副議長(久保りか) 以上で高橋かずちか議員の質問は終わります。